· 

建築現場での華麗なる父君の話 抗えぬ遺伝子の物語 完結編

素人がトンカチで「のみ」をたたけば力加減の関係で、彫ってはいけないところまで罅が入り割れてしまうことは必至です。

 

私も必要なのない木を利用して何度か「のみ」にトンカチをいれましたが弱い力だと全く木が彫れず、これでは全然ダメだと思い直し、強い力を発揮すると予想もしない方向に罅が入ってしまうのです。

 

続いて「鉋(かんな)」のお話しです。

 

これまた、ある日の現場での出来事です。

 

障子等の建具を「かんな」で加工しているときのことです、少し首を横にひねった父がいました、「かんな」の刃の出具合が納得いかない様子(瞬間)でした。

 

その刃を、出具合を、目視で確認し、一発若しくは最低でも二発程度で、トンカチで調整してしまうのです、その姿はとてもカッコよく、その父の姿を誇らしく思ったものです。

 

長い年月をかけ熟成された経験から導き出される職人芸、超能力さながらの芸当の凄まじさを目の当たりにしました。

 

実は、私にも似たような芸当が何個かあるのです、たとえば、お客様の預金通帳の動きをゆっくりゆっくりと内容を確認しながら、何周かすると、おおよその背景は想像できてしますのです、どういう生活をしているか、どういう資金繰り状態なのか等が頭の中に浮かんでくるのです、不思議なことに、それは、おおきくズレないのです。

 

いつから備わったのかは不明ですが・・・。

 

私の今の仕事の進め方は、そのような父の職人芸が影響していると思います、要は仕事への拘りが異常に強いのです、さらに仕事以外でもそれらは常に発揮されてしまうのです。

 

昨今はやりの生産性など、どこ吹く風の、知らぬ存ぜぬ、効率性一切無視、論外のごときの仕事を毎日こなしているのです・・・

 

息子もその性質を強く引き継いだと思います、彼を見ていると、どうしても、そう感じてしまうのです、見事、3代の継承を成しえました、抗えぬ遺伝子・・・。

 

 

またの機会に父君のお話はしたいと考えています。 

 

 

 

次回予告

 「タイム(時空)トラベラー 三つ子の魂百までの巻」

(時空の正しい英訳はスペースタイムなのですが)

(次回(明日)なのに、これまた全何話かが不明の状態です、すみません)

 

 

今後予定されている投稿(記事)

(現時点で思いついているブログのタイトルです、順番はあてになりません、お許しください(備忘のためのメモとなります)。さらに違うものの投稿が先になる可能性も充分あります、お許し下さい)

「小僧の嗜み 最初で最後のお子様ランチの巻」

「寿司ネタ・・・ 重宝された小僧の物語」

 

以下はもうちょっと先(かなり先になるかもしれません)になりそうですが、投稿予定です。

下手をすると投稿すらされない可能性も充分ございます、なぜならタイトル先行で現時点で内容は全く考えていないからなのです、

さらに仮のタイトルとなります、お許し下さい。

「地獄の銭湯 間一髪で溺死を回避してもらった幼児の話し」

「相撲小僧 摺り足と股割りと蹲踞の日々」

番外編 赤ん坊なのに銀行マンと呼ばれていたあの頃」

「I am 坊主 小僧の悲しき釣り物語」

「異常事態発生 アンチ紹介会社 雨後の筍状態の巻」

千葉県の富浦の海岸です、小学生だった頃の息子と砂遊びをしています、

抗えぬ遺伝子を所有するものどうしで。

 

日帰りであった、この海水浴には、もう一つの思い出があるのです。

帰りの電車を考えると少し早めに帰り支度をし、出発をしなければ、いけ

ない状態でした。

当時、まだ小さかった息子は、余程、帰りたくなかったのだと思います。

政治家顔負けの牛歩戦術にでたのです、痛いほど息子の気持ちがわかり

ました・・・。

ごめんなさい。

 

この富浦は、妻の思い出の地でもあります。

そんなこともあり防波堤での釣りも兼ね、今でも、少なくとも2~3年に

一回は行く地でもあります。

 

妻に超薄目にして海岸を眺めてごらん、当時の息子が見えるような気が

しないかと尋ねることがあります、

妻の回答は「全く見えない」とのことでした。